この巻で前作プラネテスを超えましたが、遅筆を自称するだけのことはあって、発刊ペースが遅いです。
しかし、その分細かいところまできっちりと描かれていて、相変わらず作画のクオリティが高い。
特に登場人物の手に注目です。
細かい切り傷やあかぎれでぼろぼろになっていたり、爪がちょっと欠けていたりする描写は本当にすばらしいですね。
これほど細かく描き込む方はそうはいないですよ。
幸村先生の仕事への情熱を感じます。
T樫先生もあんなに休載したんだったら、これくらい描き込んでほしんもんですw
さて4巻で村を襲った際、その存在に気付かなかった村娘にアシェラッド軍の居場所をイングランド軍にちくられてしまいます。
トルケル軍にその情報が伝わり、追撃を受ける羽目に。
最初の相手はイングランド軍だったんで楽勝に撃破し、アシェラッド達はその軍の隊長を拷問にかけて援軍についての情報を吐かせようします。
このときの拷問も遊びのように行うヴァイキングの残虐性に恐ろしさを改めて感じるとともに、こういった情報を引き出そうとするところに惹かれますね。
ただ馬鹿みたいに戦うだけではなく、こうした戦略性が物語の面白さを増します。
その後、トルケル軍に追いつかれ、アシェラッド軍はガタガタに。
アシェラッドを取り返すためにトルケルと決闘をすることになるトルフィンですが、これからってところで終わりに・・・
しかし、トルケルの化け物じみた膂力にはフリーザ様にも引けを取らない絶望感があるなぁ。
雪で足場も悪いし、どうやってトルフィンは戦うんだろう?
5巻はおまけマンガがなかったので残念でしたが、トルフィンとトルケルとの決闘、クヌート王子の行方など今後もめちゃくちゃ楽しみです。
あと、11月17日(土)の幸村先生のサイン会に予約できたんでそちらもめちゃくちゃ楽しみです。
講談社 (2007/10/23)

傑作です。
「バカだとは思ってたが・・これほどとはな・・」ってアンタ、カッコ良すぎ